相次ぐ事故
最近のニュースは、子供がらみがやたら多い気がする。
特に飲酒などの過失における交通事故や親子の殺傷事件。
保育園の園児たちの列に、わき見運転で突っ込んだ事件は
記憶に新しい。
テレビの映像やレポーターの説明も、聞いていられないくらいだった。
福岡のお子様が3人亡くなった事故も、親の気持ちを考えると
涙が流れた。
毎日車を運転する私も、他人事ではない。
「車は走る凶器」だということを改めて感じ、
絶対にあってはならないことだと身が引き締まる思いだ。
極端な話、包丁を持って歩いててこけてしまった時に、
前の人の背中を刺してしまった・・・みたいなのと同じ。
凶器は持っていなくてはいけない状況だとしても
こけないように対策が必要だ。
前の人との距離をあける、とか、
フラフラしている時は外を歩かないとか。
「業務上過失致死」なんてのは、
相手にも非があって起こる事故ならしかたないが、
今回のような事故は、「殺人罪」に等しいくらいの事故。
行政の責任も、確かに全くないとは言えないが
日本国じゅう全ての道路を、整備するには時間がかかる。
少しずつ、要請された箇所や調査を重ねながら
安全な道路を築くとともに、
一番重要なのは、個人個人の意識の問題。
「自分さえよければいい」
そういう身勝手な運転を、ことごとくなくしていって欲しい。
すれ違いのできない細い道で、対向車が来て
少し幅の広いところで止まって待っているのに
挨拶もしないで通り過ぎていく人。
これは決まりではないかもしれないが、
ちょっと手を挙げたり、割り込みさせてくれたらハザードだしたり・・・
そんなチョットのことが、とても重要なのではないかと思う。
比較的、中古のスポーツタイプの車に4人も乗っているような
若い男の子たちは、結構挨拶ができる。
(できないと先入観があるからかもしれないが・・・)
できないのは、中年のオジサン。
私のように、運転下手で
手を挙げるような“余裕”がない場合もたまにはあるが(笑)
幅の広い立派な車に乗っている人ほど、
道の真ん中を走り、当たり前のように通り過ぎていく。
我が天下!!みたいな顔して。
軽に乗ってる若い女の子で、携帯で大笑いしていく人も見かけたり。
事故を少なくするために、定期的な行政のチェックが必要だと思う。
たとえば、シュミレーションや筆記テストをしたり。
私のように10数年ペーパーだったら、
なんと運転ヘタでもGOLDですから(^^;)
意地の悪い所で、一時停止の切符をきるのも大事ですが
右にウィンカー出して、いきなり左に曲がる軽トラのおじいさんや
何もないところで、話しながらやたらブレーキを踏むおじさんのほうを
何とかして欲しいと願う今日この頃。。。
人との関わりのなかで生活していくマナーが
とかく欠けてきている世の中。
親が子を、子が親を殺す時代。
今一度、家庭のあり方や学校教育を考え直し
今後の日本を考えていかなければいけない。
何ができる?私に・・・