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2010年12月 9日 (木)

行方不明!?

先日、テン(3歳)の失踪事件がありました。

15分ほどですけどね・・・
でも、私には30分にも1時間にも長く感じた数分でした。

テンの三輪車で(私は歩き)近所の駄菓子屋さんと公園に行って帰ってきたとき、
「じじとパンクしゅうりする!」とテンが言うので、そのまま家の外でじいちゃんに
テンを預けて私は家の中に。
手が空いた隙に愛犬リンのシャンプーをしてやろうと私はお風呂場に・・・

そこにすぐテンが家に帰ってきて、「ママーー!」と呼んだそうなのですが
私は風呂場でジャージャー、さっぱり気づきませんでした。

リンをタオルでくるんで、お風呂場から出てきたとき
じいちゃんが来て、「テンは?」

「はい??」

「じいちゃんと遊んでるから、その間にリンのシャンプーしてましたけど?」

じいちゃん; 「ママー!って泣いてたに。ここ、空いてるよ。」

「えっ!!!

庭の出入口と外の門があいて、スティッチのサンダル(クロックス)もない!


そうです。
風呂場にいるのも気づかず、ママを探して出て行ったのです!

大声で外を探しながら、頭の中をいろんなことがよぎりました。

門を出たところで車にはねられて、まずい!思った運転手が
  そのままテンをどこかに捨てに行った、、、とか。。

すぐに近くのパパに捜索依頼!
とり乱した私に「大丈夫だから、落ち着け。」と一言。

それから10分ほど。
落ち着かないまま、携帯を握りしめ玄関前でウロウロ。
“田んぼにでも落ちてないかしら?”

なんでママ探して泣いてるって気づいてて様子見に来てくれなかったの?って
じいちゃんのせいにしそうになったり、どうして自分がお風呂場にいることを
じいちゃんに告げて行かなかったかとか・・・身が押し潰れそうな不安をかかえて
ゼロフラッグ(わが家のクルマ屋さん)の方面を見つめていると・・・
おばあちゃんの自転車の前カゴに乗って運ばれてくるテンの姿が!

よかった・・・

本当によかった・・・
涙があふれて、「どこ行ってたのぉ~

泣いてたテンが泣いてる私を見てキョトン

「もう、どこにも行かないでぇ~」 と私が抱きしめると
「うん、うん」 と、もらい泣きするテン。

本当だよ。約束ね。

どうも、私が仕事(ゼロフラッグ)に行ったと思って

「ままーーーー!!」 
と、泣きながら走って追いかけてきたみたい。

300mほど離れた県道まで出て、近所のおばちゃんたちに
「ぼく、お母さんは?どうしたの?」
と、話しかけられてたところ、自転車に乗って探していたおばあちゃんが発見!

この事件で何がショックだったって、

廊下でつながっているおばあちゃん宅から帰ってきて、ママがいなければ
「ママがいない」っておばあちゃんちに戻らないで
そのままママを探して、一人で外に行っちゃうということ。
逆だったら、我が家からおばあちゃんちに行って、おばあちゃんいなければ
「ばばいなかった」って帰ってくるけど・・・
そうじゃないんだ、ということ。

ひまわりも年長さんのとき、ばあちゃんに預けてたら、「ママんとこ、行く!」って裸足で脱走したことあったな・・・ばあちゃんちのカーテン引きちぎったとか
あん時は、「ママの愛情が強すぎるだに!」って義母に叱られたっけ。。

そうそう、あれからだよ。
「手に負えねえや!自分の子供は自分でみるだ!」
って、ばあちゃん(義母)に言われて、パソコン家に持ち込んで夜中仕事するようになったのは。
「よろこんで来てくれりゃあな、いくらでもみるけどさ」 って

そんなこんなして義父母とも11年。
いろいろあるけど、やっぱり困ったときや大変なときは
おばあちゃんたちに頼むしかなかったし、たくさん助けてもらった。
義父母の良いとこ悪いとこひっくるめて、大切にしていきたいと今では思う。
私も成長したもんだ

次の日、テンが一人で泣きながら走ったであろう道を車で通ったとき
「テン、ここひとりで行ったんな。。ママー、って泣いて」
だって

とにかく何をするかわからない三歳児。
気をつけなきゃ。

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